生活水準の向上やさまざまな産業において広く使用される空調システムは、生活の快適さを維持するだけではなく、工業プロセス環境の制御も指します。空調システム実験装置EC1501は、冷却と除湿プロセス、冷凍システムの熱力学的プロセスを実証します。 冷媒にR134aを使用した卓上型実験装置は、解放ダクト中央にエバポレータ(蒸発器)、右端にファン及び流量調整用ディスクが配置され正面の透明アクリルプレートは、内部のセンサやエバポレータが観察できるようになっています。 冷凍システム温度、ダクト出入口温・湿度、高・低圧力は、コントロールパネルLCDディスプレイにデジタル表示すると共に、付属のVDASソフトウェアを利用して、PC(別売)上で各種データ表示と収集、p-h線図・湿り空気線図を描画します。
:低圧側 圧力1bar, 開閉圧力差1bar :高圧側 圧力15bar, 開閉圧力差4ba
:圧力スイッチにより、過度な圧力上昇・低下を防ぎます。 圧力が高い又は低すぎると、システムがシャットダウンし警告灯が点灯