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EC2010 冷凍サイクル実習装置 R404a |
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冷媒にR404aを使用した冷凍システム(ショーケース、冷凍倉庫、保冷庫など)を卓上型台座に分かり易く配置しました。スイッチを操作することで、冷房・暖房の切り替えが出来るようになっていますので、ヒートポンプサイクルを効果的に学習することが出来ます。
冷房運転時、コンプレッサ(圧縮機)から吐出した高温高圧の冷媒ガス(過熱蒸気)はドライヤ、電磁弁、サイトグラスを通過し、コンデンサ(凝縮器)にて冷却凝縮液化(過冷却液)されます。サイトグラスを経由してキャピラリチューブ(膨張弁)を通過した低温低圧の液化冷媒(飽和液)はエバポレータ(蒸発器)に入ります。エバポレータ(蒸発器)にて空気と熱変換され、気化潜熱を空気にあたえてガス化した冷媒(過熱蒸気)は、サイトグラス、電磁弁を経由して圧縮機に戻ります。
各部の測定圧力と温度からP-h線図(圧力-比エンタルピ)を作成し、圧縮機出入口圧力と温度、圧縮機効率からこの装置の成績係数(COP)を算出します。オプションのKits
Windows(MET8501H版)ソフトウェアを利用することで、理論サイクルの算出とP-h線図(モリエル線図)描画、成績係数(COP)の算出を容易にし、異なる冷媒との比較が行えます。 |
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冷房運転時の冷媒の流れ参考図
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装置概略図
P:圧力ゲージ t:温度センサ(別売) |
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クリックすると拡大します |
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オプション(別売)
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冷媒回収セット |
MC-R404a |
回収装置、回収容器、マニホールドゲージセット他 |
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冷媒充填セット |
MF-R404a |
真空ポンプ、サービス缶700g、はかり他 |
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4CH温度表示器 |
TM01 |
4ヵ所の温度をリアルタイムにデジタル表示、W70xD200xH45mm 約0.5kg 乾電池9V |
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冷媒の熱物性及びサイクル性能計算用ソフト |
KITS windows-EC2000
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理論サイクル計算用ソフトウェアです。冷媒R1234yf、 R134a 、R404a、R410aの理論サイクルを算出します。
実習装置で計測された各点の物性値をソフトへ入力し、コンプレッサ出入り口物性から理論サイクルを計算します。またコンプレッサ出口物性をコンプレッサ効率から求め理論サイクルを計算します。 |
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KITS windows
冷凍サイクル実習装置要ソフト(別売) |
TM01
温度表示器 |
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クリックすると拡大します |
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EC2010 仕様 |
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寸法・重量 |
:800 x 700 x H350mm、約45kg
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電源 |
:AC100V/5A 50/60Hz |
コンプレッサ |
:全密閉形レシプロ式 |
コンプレッサ出力 |
:300W |
冷凍能力 |
:570W |
冷媒 |
:R404a 約350g |
キャピラリチューブ |
:3種類(長さ270mm x1本、540mm x1本、1400mm x1本) |
連成計 |
:高圧側-0.1~3.5MPa、低圧側-0.1~2.5MPa |
操作温度範囲 |
:+5℃から+30℃ |
付属品 |
:R404aサービス缶x1本、アダプターバルブ、チャージングホース |
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参考写真 |
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EC2010 冷凍サイクル実習装置R404a
参考写真 |
EC2010 冷凍サイクル実習装置R404a
別売りの4CH温度表示器接続写真 |
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周辺環境によって蒸発器側に霜が付着します |
装置背面側 参考写真 |
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