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飽和蒸気圧力と温度との関係を明らかにし、理論値と比較するための卓上型実験装置です。
ステンレス製電気加熱式ボイラーと制御ユニットで構成された装置は、卓上実験用としてコンパクトに設計され、温度に対する飽和蒸気圧の変動、アントワーヌ方程式の検証を行います。
電気加熱式ボイラーに水を入れ加熱すると、水の温度と圧力が上昇します。その温度と圧力をセンサが読み取りデジタル表示すると共に、機械式ブルドン管圧力計もボイラー内部の圧力を表示します。またボイラー内部の沸騰プロセスを正面ガラス窓から観察、水位を確認することができます。安全のため、加熱ヒータにはヒータ温度を制限するためのサーモスタットとボイラー圧力を制限するための逃し弁が用意されています。
装置右側のスペースには、オプション(別売)のデータ自動収集システム(VDAS-F)を取付けることができます。データ自動収集システムを使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集すると共に、実験結果を解析することができます。
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クリックすると画像が拡大します
右側空きスペースにはVDAS-F(別売)を取付け |
VDAS-F(別売)の画面図 |
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沸騰プロセル観察用ガラス窓
参考写真 クリックすると拡大します |
参考図 クリックすると拡大します |
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コンピュータ接続オプション(別売)
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VDAS-F |
データ自動収集システム |
実験計測データ(温度、流量、圧力、角度、揚力、抗力、回転数、トルク等)をリアルタイムにコンピュータへ表示し、収集されたデータを計算・図表化する事ができます。 |
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VDAS-elab |
リモート実験システム |
実験室と離れた場所にいる学生をネットワーク環境(WiFi)を利用してリアルタイムにつなぐ包括的なICTソリューションです |
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TD1006仕様 |
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寸法・重量 |
:800 x 410 x H640 mm、約40kg
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電 源 |
:AC100V/12A又は単相200V/6A 50/60Hz |
デジタル表示 |
:絶対温度(摂氏又はケルビン表示)、絶対圧力(パスカル又はバール表示) |
電気ヒータ出力 |
:約1.0kW |
機械式ゲージ |
:バール表示(確認用参考値) |
最大圧力 |
:10bar(絶対圧)、9bar(ゲージ圧) |
ボイラー容量 |
:約1.75L |
実験温度 |
:最大約180℃ |
安全停止温度 |
:約185℃ |
圧力逃し弁調整範囲 |
:12.5bar(絶対圧)から13.5bar(絶対圧) |
操作温度範囲 |
:+5℃から+40℃ |
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