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強制対流による熱伝達量を測定すると共に、空気流れの中にある熱を帯びた物体が冷却する速度を観察します。
ベルマウスから吸入された空気は、実験エリア(ピン形モジュール)、拡散胴、定速ファンと流量調整バルブ、消音器を通って大気へ放出されます。風洞入口には入ってくる空気の温度を測定する熱電対、ピン形モジュール前後には2つの静圧孔とピトー管取り付け口があります。ピトー管は前後いずれかに取り付けて断面方向の速度分布を測定します。
実験エリアには風向きと直角方向にピンが配列され、いずれか一本を取り外してピン型ヒータに代えることができます。ピン型ヒータには熱電対が組み込まれており、温度が低下する時間と風速から熱伝達量を計測します。
制御装置には熱電対接続口(2ヶ所)と圧力接続口(差圧2ヶ所)、ヒータ電源スイッチがあり、2ヶ所の温度、ピン形モジュール前後の差圧、ピトー管全圧と静圧の差圧をデジタル表示します。
オプション(別売)のデータ自動収集システムVDAS-Bを使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集・解析することができます。
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クリックすると画像が拡大します |
独自の計算式入力やレイアウト変更が可能
VDAS-F(別売)の画面図 |
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実験エリア詳細図 クリックすると拡大します |
ピン型ヒータ詳細図 クリックすると拡大します |
圧力測定例 クリックすると拡大します |
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コンピュータ接続オプション(別売)
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VDAS-B |
データ自動収集システム |
実験計測データ(温度、流量、圧力、角度、揚力、抗力、回転数、トルク等)をリアルタイムにコンピュータへ表示し、収集されたデータを計算・図表化する事ができます。 |
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VDAS-elab |
リモート実験システム |
実験室と離れた場所にいる学生をネットワーク環境(WiFi)を利用してリアルタイムにつなぐ包括的なICTソリューションです |
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実験項目:
ピン形モジュールによる圧力損失の測定
入口速度とピンを通過する平均速度の計算
円筒型銅ヒータの冷却速度の測定
種々な位置における銅ヒータの熱伝達係数を算出
ピン下流の速度分布の測定
無次元数への変換
(ヌッセルト、プラントル、レイノルズの式を用いて)
結果の比較と熱伝達係数曲線の作成 |
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TE93仕様 |
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風洞寸法・重量
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:1530 x 600 x H1170、約55kg
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実験エリア |
:125 x 125mm |
制御装置寸法・重量 |
:615 x 360 x H220、約17kg |
電 源 |
:AC100V/10A又は単相200V/5A 50/60Hz |
ピン型ヒータ |
:1本、銅製、直径12.4mm、K型熱電対内臓 |
操作温度範囲 |
:+5℃から+40℃ |
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高専様 設置状況写真
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