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熱力学の法則、ランキンサイクルと熱効率を学ぶために設計された装置です。
電気加熱式ボイラー、軸流単段式の衝動タービン、可変式負荷装置(発電機)、冷却ファン付復水器、水タンクと循環ポンプで構成されています。循環ポンプによってボイラーへ送られた水は、電気ヒータによって加熱されて高温高圧の蒸気となり、4つのノズルから噴射された蒸気がタービンを回転し発電機を駆動します。使用された蒸気は冷却ファン付復水器で冷却されて水タンクへ戻ります。ボイラーは、PIDコントロール式電気ヒータによって温度制御され、安全のための圧力逃し弁とサーマルトリップが付いています。ボイラー内の水温度、タービンへの電気負荷(発電量)、循環ポンプ速度は変更でき、各種計測値をコントロールパネルに表示します。付属のソフトウェア(VDAS)を利用して各種計測データをPC(別売)に表示し、実験データを効率よく収集することができます。
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クリックすると画像が拡大します。
上記写真には、別売のノートパソコンが含まれています。 |
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コントロールパネル参考写真
タービン回転速度(RPM)、タービン軸トルク(Nm)
タービン軸出力(W)、発電機電圧・電流・電気出力(W)
電気ヒータ出力(W)、水循環ポンプ速度(RPM)
蒸気圧力(bar)、ボイラー内温度、蒸気供給温度
タービン室内温度、復水器戻り水温度(℃)
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軸流単段式衝動タービン参考写真 |
水タンクと循環ポンプ参考写真 |
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装置概略図 |
クリックすると拡大します |
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コンピュータ接続オプション(別売)
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VDAS-elab |
リモート実験システム |
実験室と離れた場所にいる学生をネットワーク環境(WiFi)を利用してリアルタイムにつなぐ包括的なICTソリューションです |
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能
VDAS(付属品)の画面図 クリックすると画像が拡大します
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TD1060V仕様 |
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寸法・重量
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:1020 x 680 x H1100、約105kg
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電 源
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:単相AC200V/35A, 50/60Hz
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タービン種類
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:軸流単段式衝動タービン
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タービン直径
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:直径127mm |
発電機出力
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:約10W(4500rpm時) |
ヒータ種類
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:浸漬ヒータ(2台) |
ヒータ出力
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:5kW x 2個(PIDコントロール) |
復水器
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:ファンx2個(各ON/OFFスイッチ付) |
圧力ゲージ
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:1個(蒸気圧力)
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実験最大圧力
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:260kPa(安全弁380kPa)
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実験最大温度
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:200℃(サーマルトリップ付)
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熱電対
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:K型熱電対x5ヶ所 |
水タンク容量
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:約7L(清潔な低ミネラル水) |
安全装置
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:ボイラー異常圧力用安全弁(380kPa)
ボイラー異常温度停止スイッチ(200℃)
水タンク異常温度検知
水タンク水レベル低下検知
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デジタル表示
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:タービン回転速度(RPM)、タービン軸トルク(Nm)
タービン軸出力(W)、発電機電圧・電流・電気出力(W)
電気ヒータ出力(W)、水循環ポンプ速度(RPM)
ボイラー内温度、蒸気供給温度、タービン室内温度
蒸気圧力(bar)、復水器戻り水温度(℃)
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付属ソフトウェア
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:VDAS 各種データの表示と保存
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ソフト動作環境
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:Microsoft® Windows® 8以降
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必要設備
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:不純物の少ないきれいな冷水
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操作温度環境
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:+5℃から+40℃ |
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実験装置参考写真
上記写真には、別売のノートパソコンが含まれています。 |