熱力学の法則、ランキンサイクルと熱効率を学ぶために設計された装置です。
電気加熱式ボイラー、軸流単段式の衝動タービン、可変式負荷装置(発電機)、冷却ファン付復水器、水タンクと循環ポンプで構成されています。循環ポンプによってボイラーへ送られた水は、電気ヒータによって加熱されて高温高圧の蒸気となり、4つのノズルから噴射された蒸気がタービンを回転し発電機を駆動します。使用された蒸気は冷却ファン付復水器で冷却されて水タンクへ戻ります。ボイラーは、PIDコントロール式電気ヒータによって温度制御され、安全のための圧力逃し弁とサーマルトリップが付いています。ボイラー内の水温度、タービンへの電気負荷(発電量)、循環ポンプ速度は変更でき、各種計測値をコントロールパネルに表示します。付属のソフトウェア(VDAS)を利用して各種計測データをPC(別売)に表示し、実験データを効率よく収集することができます。
熱工学(熱力学と伝熱工学)実験装置カタログダウンロード 3600KB |