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異種金属間の電圧から温度差を作るペルティエ効果、その逆で温度差から電圧を作るゼーベック効果を利用して、熱電発電の性能実験を行う卓上型装置です。
ゼーベック効果実験では、外部からの冷水と可変電気ヒータ出力によってデバイス冷却面と熱面の温度差からの電圧を計測します。
ペルティエ効果実験では、電気ヒータ、貯水タンクと給水ポンプ、電流を調整して、デバイス表面温度差を計測します。
水の流れを正確に計測することで熱移動量を計算し、温度勾配と電力から性能を評価することができ、各モードでの成績係数(COP)やエネルギーバランスを分析します。装置パネルには概略図が記載され、ヒータ出力(w)、冷却水出入口(℃)、デバイス表面温度(上下)、電圧と電流、電力をデジタル表示します。
オプション(別売)のデータ自動収集システム(VDAS-B)を使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集すると共に、実験結果を解析することができます。 |
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システム 概略図 |
熱電変換材料 概略図 |
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コンピュータ接続オプション(別売)
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VDAS-B |
データ自動収集システム |
実験計測データ(温度、流量、圧力、角度、揚力、抗力、回転数、トルク等)をリアルタイムにコンピュータへ表示し、収集されたデータを計算・図表化する事ができます。 |
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VDAS-elab |
リモート実験システム |
実験室と離れた場所にいる学生をネットワーク環境(WiFi)を利用してリアルタイムにつなぐ包括的なICTソリューションです |
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能
VDAS-B(別売)の画面図 |
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主な実験内容(参考) |
実験1 ゼーベック係数の算出
実験3 電源としての性能評価
実験4 ペルティエ冷却曲線
実験5 デバイス温度固定において供給電流変化が及ぼす影響
実験6 供給電流固定においてデバイス温度変化が及ぼす影響 |
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TD1008仕様 |
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寸法・重量
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:810 x 500 x H600、約47kg
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電 源 |
:AC100V/3A 50/60Hz |
熱電対 |
:K型、4ヶ所 |
電気ヒータ |
:60W |
サーマルリレー |
:130℃(上側)
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ペルティエ供給電流 |
:最大6A(特定条件下では短時間7.5A) |
ペルティエ用ポンプ |
:最大1L/400秒(0.15L/min) |
熱電交換素子 |
:固体半導体 1段 |
素子面積 |
:呼称 40 x 40 mm |
熱電数(P/Nペア数) |
:127ペア |
ペルティエモード |
:Vmax=約DC16.4V、Imax=約7.4A |
ゼーベックモード |
:負荷抵抗約2.5Ω、出力<約2W、開放電圧約3.12V |
最大温度差ΔT |
:約74℃(ホット側50℃時) |
操作温度範囲 |
:+5℃から+40℃ |
給水 |
:清潔で20℃以下の冷水、水圧1bar以上3bar以下、流量1L/min以上 |
安全機構 |
:過温度保護装置、ポンプ過圧保護装置付 |
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