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温度測定用として一般的に使用されているさまざまな温度計の特性(線形)や精度、校正実験を行う卓上型実験装置です。
装置はヒータ(ON/OFFスイッチ)とヒータタンク、アイスボックス、定電圧・定電流出力端子、電圧出力表示器、ホイーストンブリッジ回路と各種抵抗端子で構成され、8種類の温度計が付属しています。
また、付属の実験要領書を使用して実験をスムーズに行う事ができます。
オプション(別売)のデータ自動収集システム(VDAS-B)を使用することで、各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集すると共に、実験結果を解析することができます。
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【付属温度計の種類】
ガラス製温度計 2種類(低毒性、アルコール)
バイメタル式温度計(ゲージ付)
ガス(蒸気圧)温度計(ゲージ付)
NTCサーミスタ
Pt100白金測温抵抗体(PRT) 2種類
(基準用4線と実験用4線)
K型熱電対x2本(クロメル・アルメル)
J型熱電対x1本(鉄・コンスタンタン)
赤外線温度計(手持ち式) |
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【実験項目】※実験要領書付属
1. PRTシミュレーション実験-定電圧又は定電流供給時の配線長さによる影響
2. PRTシミュレーション実験-2線式、3線式、4線式結線の出力と線抵抗による影響
3. PRTの校正実験-実験抵抗値と規準抵抗値の比較
4. ガラス製温度計の校正実験-温度計と基準温度計の計測値比較
5. ガス(蒸気圧)温度計の校正実験-ガス温度計と基準温度計の計測値比較
6. バイメタル式温度計の校正実験-バイメタル式温度計と基準温度計の計測値比較
7. NTCサーミスタの特性(線形)-実験抵抗値と規準抵抗値の比較
8. J型・K型熱電対の特性(線形)-実験出力値と規準熱起電力値の比較
9. 熱電対とゼーベック効果実験-実験出力値と規準熱起電力値の比較
10. 抵抗が熱電対回路に及ぼす影響-抵抗を直列又は並列に加えた時の出力誤差
11. 熱電対の直列又は並列接続-異なる温度における起電力値を比較
12. 温度計測の遅れ-ガス(蒸気)温度計による保護管有無計測
13. 赤外線温度計の性質-異なる表面(粗面スチール・つや無黒色)における計測誤差 |
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コンピュータ接続オプション(別売)
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VDAS-B |
データ自動収集システム |
実験計測データ(温度、流量、圧力、角度、揚力、抗力、回転数、トルク等)をリアルタイムにコンピュータへ表示し、収集されたデータを計算・図表化する事ができます。 |
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VDAS-elab |
リモート実験システム |
実験室と離れた場所にいる学生をネットワーク環境(WiFi)を利用してリアルタイムにつなぐ包括的なICTソリューションです |
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能
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PRTシミュレーション実験図 - 2線式結線
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【ホイーストンブリッジ回路による電気抵抗計測】 |
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2線式結線図
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3線式結線図
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4線式結線図(定電圧供給)
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4線式結線図(定電流供給)
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TD400仕様 |
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寸法・重量
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:W920 x D500 x H600mm、約41kg
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電源 |
:AC100V 6A, 50/60Hz |
ヒータタンク |
:水量約1.5L、実験温度 最大100℃ |
電圧表示器 |
:±0.3V(300mV) |
定電流電源 |
:DC 1mA |
定電圧電源 |
:DC 0.2V(200mV) |
PRTシミュレーション |
:PRT用抵抗 100Ω(0℃) |
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:配線用抵抗 4.7Ωx4 |
電圧増幅器 |
:電圧ゲイン 20 |
その他抵抗 |
:10Ω、100Ω、1000Ω |
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操作環境 |
:高度2000m以下
:温度+5℃~+40℃(推奨温度20℃)
周辺温度は実験に大きく影響を与えます
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付属品 |
:ガラス製温度計x2、バイメタル式温度計
ガス(蒸気圧)温度計、NTCサーミスタ
Pt100白金測温抵抗体x2、K型熱電対x2
J型熱電対x1、赤外線温度計
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PRTの校正実験図
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J型・K型熱電対の特性(線形)実験図
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【付属温度計参考写真】
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ガラス製温度計
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ガス(蒸気圧)とバイメタル式温度計
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J型・K型熱電対
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Pt100白金測温抵抗体(PRT)
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NTCサーミスタ
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温度計測の遅れ用保護管
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赤外線温度計
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参考動画(英語版) |